木村拓也 美容師

フランスワーキングホリデー

フランスに来た理由 Pourquoi je suis venu en France ?

日本で2年間通っていた美容専門学校の先生の紹介でパリの美容院で研修が決まり、卒業後、3ヶ月の予定ですぐパリに来ました。渡仏前にフランスワーキングホリデービザの申請をしておいたのですが、パリ滞在中に結果がわかり、いったん帰国してフランスワーキングホリデービザを取得してから今回再びパリに戻って来ました。

フランスラングを選んだ理由 Pourquoi j’ai choisi France Langue ?

フランスラングは、研修先の美容院から比較的近かったので選択しました。日本で4ヶ月間フランス語を勉強してからフランスに来ましたが、最初から基礎をもう一度しっかりやり直そうと思い、短期間で集中的に勉強ができる3ヶ月集中コースの入門レベルからスタートしました。

フランス語コース Cours de français

フランスラング、ワーキングホリデー、フランス語コース、日本人留学生、木村拓也、フランス語クラス授業風景3ヶ月集中コースでは、毎週、宿題と小テストがあり、宿題は毎晩、そして授業前にも時間を作ってきちんとやっていきました。日曜日にも必ず復習するようにしていました。研修との両立で正直言ってしんどかったですが確実に力はつきました。語学は自分でやるしか他に上達の方法はありません。毎日授業がある集中コースで着実に上達したので、最近では美容院のお客様の話すフランス語の聞き取りが出来るようになり、スタッフたちと雑談もできるようになってきました。

今回、フランスワーキングホリデーで戻って来てから選択したのは3ヶ月非集中コース。オーペアビザでフランス人家庭に住み込みで家事手伝いやベビーシッターをしながらフランス語を勉強しに来ている若い留学生達がほとんどです。学生ビザですと週20時間以上の授業をとる必要がありますが、フランスワーキングホリデービザでは授業時間数の規制がないので自分の生活ペースに合わせてコースが選択できるのがありがたいです。前回のコースで入門レベルの基礎ができたので、今回はアルバイトに集中できるよう週2回ペースで余裕を持ってフランス語を勉強しています。

パリの美容院でアルバイト Travail dans un salon de coiffure à Paris

アルバイト先の美容院はシャンゼリゼに近いパリ8区のとてもシックな界隈にあります。路面店ではなく中庭に面したこじんまりとした店構えなので、知る人ぞ知る常連客の多い完全予約制のサロンです。客層は男性客、女性客半分づつですが、オフィス街にあるのでこの界隈で働く人たちがよく仕事の合間にいらっしゃいます。

毎朝、店内の掃除、毎週花屋さんから届けられる大きなデコレーションブーケの花の水を入れ替えることから一日が始まります。お客様がお越しになるとお迎えしてコートやバッグをお預かりして応対します。コーヒー、紅茶などお飲み物をすべてのお客様におすすめしています。シャンプーとブローが僕の担当です。シャンプーの際に、日本の美容学校では耳に水が入らないように気をつけるよう教えられてきたのでその通りに洗っていると、フランス人はまったく気にせず、逆に「耳は洗ってくれないの?」と聞かれる始末。またフランス人は髪が傷むこともあまり気にしないようです。しっとり志向の日本人に比べフランス人はサラサラ志向なので、ブローの際に髪がしっかり完全に乾いていないといけません。

パリで仕事をすることで、日本人とフランス人の髪質の違いだけではなく、考え方や習慣の違いも身を持って体験することができます。店長からは、カットの仕方、カラーの入れ方など、間近でよく観察するようにと常に言われています。パリではブロンドカラーやメッシュが人気です。日本にはない習慣ですが時々チップをくださるお客様もいて、そんな時は自分のやったことがすぐに結果として返ってくることがとてもうれしく、自分が正しく評価され認められた気分になります。最近では、ようやくスタッフたちと雑談もできるようになってきました。パーマ、ブラッシング、カラー、ヘアダイ、フェザリングなどの専門用語もフランス語で随分覚えました。お客様とうまく話せない時、意志の疎通が思うようにいかない時はもどかしいものがあり、言葉が通じなくて疲れることもありますが、自分の意思でパリに来ているので自分自身に言い訳をしなくなりました。責任感が出てきたんだと思います。

フランスラング、ワーキングホリデー、日本人留学生、木村拓也、パリの美容室でアルバイト

カットモデル Les modèles

僕がカットできるのはカットモデルですが、フランスラングの同級生や先生にも随分来てもらいました。カットモデル探しは案外と難しくて一苦労なのですが、クラスメートの友達や知り合いを紹介してもらったりして、何とか週4~5人は確保できるよう努めています。学校の掲示板にもカットモデル募集の広告を掲示させてもらっています。一度は、フランスラング教師のAnne先生の家に出張で呼ばれ、夕食に外出するからと言ってブローを頼まれたこともあります。カナダ、ポーランド、オランダ、オーストリア、スペイン、メキシコなど世界中からフランス語を学びに来ている現在のクラスメートたちにも声をかけて是非カットモデルをお願いしようと考えています。

パリのステュディオ Studio à Paris

フランスラング、ワーキングホリデー、日本人留学生、木村拓也、パリのステュディオ現在の住まいは友人の紹介で見つけました。ステュディオで自活しています。フランスラングにも研修先にも近い好ロケーションで通うのにとても便利なのですぐに気に入って決めました。パリ17区の静寂な高級住宅地にあり、緑の多いモンソー公園の目の前で自宅の窓から見えるくらいです。

滞在費とアルバイト Budget et mon travail

今回はフランスワーキングホリデーで来ているので、研修とは言ってもアルバイト料ももらえるようになり、家賃をカバーできるようになったのが何よりうれしくてやる気一杯です。パリも大都市ですので物価は高いですが、食材は安くて豊富にあるので、外食を控えて自分で材料を買って料理している分にはそんなに食費はかかりません。チップで食費程度はなんとか賄えるので足りない分は両親からの仕送りでやっていますが、余裕がない分、逆にもっと頑張ろうと思えるようになりました。何事も考えようですね。

パリの週末 Week-end à Paris

土曜日は美容院のアルバイトがありますので比較的ゆっくりできるのは日曜日だけですが、最近はフランス映画を観たり、アメリカ映画をフランス語字幕で観たりと、なるべく楽しみながらフランス語の勉強になるように努めています。

将来の夢 Mes rêves

もしパリで正規で仕事ができるようにでもなれば、数年間、一生懸命働いて貯金をして、ロンドンの美容学校でもまた勉強したいと思っています。次々とやりたいことがふくらんできましたが、将来はやはり自分の店を持つのが僕の夢です。